今回は小刻みメモ。


2月23日、韓国中央銀行、いわゆる韓中銀は

「政策金利の引き上げをせず」

との報道アリ。


要は6回目の利上げの数値3.5%で据え置いた

ということ。


「やっぱりなあ」

という受け止めが多いのではないでしょうか。


昨年だけで6回利上げを行い、

米FRBの政策金利に追随するかの動きを保って

いましたが、ここにきて息切れの様子。


すでに為替ドル・ウォンは昨年後半で

1ドル = 1,400ウォンを超えており

(一時、ドル安の流れで和らいだものの・・)


ここ最近、ドル高の影響を受け

1,300ウォンに再び上昇、到達し、

輸入食料品などの価格上昇を招く条件が

揃いつつあるところ。


こうなると

韓国国内では昨年の利上げで

韓国民に向けた貸出金利が

キツメの上昇の域に達している中

さらに生活苦へ追い込む!

ということになるわけですから、ね。


これ以上の利上げはできない

との見なしになったのでしょう。


とはいえ

米国FRBは自国のインフレ抑制のために

今後も政策金利を「上げ」で見直す意向を

表しており


今回の韓中銀の姿勢は「仕方ないなあ」

と目に入れつつも

韓国民の苦しみをちょっとだけ先送りに

しただけと思うばかり。


なぜって?

それはますます米韓の金利差は開くわけで

韓国から外国資金は抜けるでしょうし

ドル高ウォン安は進みますからね。


結局

「ヒエー」

となるのでは。


by ジェットブー