プーチン大統領、北方領土へ譲歩? 安倍首相は画期的なエポックを開くか?



オシマサの広場へ、ようこそ!

今回は新しいエポックの兆しとなるか?
と期待すること。

15日、ロシアのプーチン大統領が来日する。

そして、安倍首相と同大統領の間で会談アリ。

平和条約のない日本とロシアが真の国交を
持つとする試みが始まることは良いことだ。

それにしても、この件には恥ずかしながら
心がいつも揺れる。

話の節
1 首脳会談
2 北方領土
3 エポックへの兆候?

首脳会談



日程を見ると

 12月15日  山口県長門市
 12月16日  東京

初日は北方領土問題、2日は経済協力を
中心に行う様子。

ともかくも、会談の時間については開始
のみを設け、終了はない様子。

制限を設けない会談に見えることから
安倍首相の意気込みは相当なものと思う。


会談時の内容

ちなみに、各報道から見られる会談時の
内容は領土問題を含め概ね次のように
表れている。

(政治、経済のものが主。)

1

 北方領土の帰属

2

 平和条約の帰結

3

 (北方領土)
 共同経済活動

4

 (北方領土)
 人的交流

5

 ウクライナに関する
 対ロシア制裁の扱い

6

 経済協力

経済協力は8つからなる。

2016年5月6日
ロシアのソチでの首脳会談時
日本側提示案



8項目の経済協力

1

 健康寿命の伸長
 (医療面での協力)

2

 住み易く活動し易い
 都市作り

3

 中小企業交流・協力
 抜本的拡大

4

 エネルギー開発

5

 産業多様化
 生産性向上

6

 極東の産業振興
 輸出基地化

7

 先端技術協力

8

 人的交流の拡大

ただし、これらの協力案は北方領土問題が
解決できることを前提に練られたものと思う。

したがって、北方領土問題に解決進展の兆しが
ないにもかかわらず、これらを展開した場合。

その後の交渉での日本が切るカードも減る
であろうし、「食い逃げ」という評価が
生まれても仕方がないだろう。

これに関し、やる前から「食い逃げ」を言葉に
することは、いかがなものかという国会議員も
いるようだ。

確かに、日ロの国境付近に住む地元民の気持ちを
吸い上げることは大事であろう。

しかし、経済協力の原資の多くは税金と思う。

もし違うのであれば、この部分は削除したい
と思うが、本来、民間企業が後先を見ずに
資金の投入はしないだろう。

話は逸れたが、多額の資金を投入してやって
みて、ダメだった!・・その時はどうする?

そこまでの言葉を用意して欲しいものだ。

やはり「食い逃げ」は十分過ぎるほど警戒
すべきことであろう。

そこで、肝心要の北方領土を見ることにする。

北方領土

島の名称及び面積等は次のとおり。

左欄は名称のみ、右欄は面積
単位は平方キロメートル

 択捉島  3,166.64 沖縄本島の2.7倍
 国後島  1,489.27 択捉島の次に大
 色丹島  247.65
 歯舞群島  約100

※ 面積は国土地理院情報(平成26年)から




出典:国土地理院ホームページ
国土地理院地図の一部を加工引用
(http://maps.gsi.go.jp/help/
index.html#manual)

国後島は北海道に突き刺した槍のようにも
見えるし、国の防衛上の重要な島々である
こともイメージはできる。

日本人の多くは、これを取り返したいと
思うであろう。

自然なことだ。

【日本の島5傑】
いわゆる本土と呼ばれるもの以外
1 択捉島
2 国後島
3 沖縄本島
4 佐渡島
5 奄美大島

そして、一番大事なことは、これが戻れば
元島民の帰郷も適うのであろう。

また、漁業資源の確保、その管理を通じた
保護もできる可能性が生まれ、この海域
(水域)を含めた周辺域も潤うように思える。

いささかロシアを過小評価した表現だが
北方領土はモスクワからあまりにも遠い。

行政的なアプローチは国土の大きいロシア
より、小さい日本(東京)の方が目は行き
届くと思うのだ。

もっとも、このことは次元の異なることかも
しれない・・。

エポックへの兆候?

ここまで思うところを挙げてきたが、各種の
報道を見る限り、北方領土の帰属に関して
日本にとってあまり芳しいものは見られない
ようだ。

だが、それも仕方がないとも言える。

そもそも、会談、つまり話し合いで行う
ということは、力の均衡を持つ両者の間で
はじめて成立するものであろう。

今の日ロ間の軍事力を見れば、だれが見ても
ロシアが上位と判断するのではないか?

第一に国土の縦深が浅すぎる!
もちろん、日本のことだ。

例えば、ロシアはその気になれば極東にいる
軍事力で北海道はおろか、東京まで含めて
一気に攻めて来れるのではないか?

逆に日本がモスクワを攻めることができるか?
答えは「NO」であろう。

航空自衛隊の飛行機がモスクワまで行けるとは
思えないし、日本に弾道ミサイルのある話は
聞いたことがない。

そして、大事なことはロシアはローマ帝国分裂
以後の欧州社会で生き残った国家、民族なのだ。

彼らは、スラブとして最初から日の目を見て
きたわけではないが、周辺の感化を受けつつ
2,000年近くも力づくで土地を奪い合ってきた
のであろう。

ゆえに、彼らは血であがなった土地を言葉で
返すことはしないと思うのだ。

軍事オンチの俺でもわかることが一つある。


元来、北方領土問題の解決・・

返還に関する交渉は困難

ということだ。


70年以上もかかっている!
例えばこういうものがある。


1956年

 【日ソ共同宣言】
 色丹島と歯舞群島の
 引き渡しに同意



1960年

 【グロムイコの声明】
 外国軍の撤退無しでは
 歯舞群島、色丹島の
 返還無し

この後も明確にされた1991年、1993年
1998年の交渉を経るが進展なし。



2001年

 【イルクーツク声明】
 1956年宣言を確認
 国後島、択捉島も
 交渉対象として示唆

2000年のプーチン大統領来日時に
1956年の【日ソ共同宣言】有効の
発言は既にアリ。



2006年

 【面積等分論】
 日本側が発信?
 ロシア側が関心?



2010年

 メドベージェフ大統領
 国後島訪問

事実上の日ロ交渉決裂状態へ!

日本はソ連崩壊後のロシア弱体時の
好機を失ったようだ。

このアト、現在の安倍首相が少しずつロシアと
対話の間口を広げ、プーチン大統領を来日
させるところまできた!
・・ということであろう。

したがって、妙な話だがこうした細々とした
ように見える交渉も支持するしかないと思う。

ただ、「食い逃げ」も困るが、今回の会談で
仮に北方領土全島の帰属が相成らなくても
何かの将来の兆しを残してくれそうなところは
欲しいものだ。

それが如何なるものになるのか?
それはわからない?

安倍首相の手腕に望むところ。

そうすれば、現在あるいは将来への画期的な
エポックへの兆候にもなるような気がする。

俺、オシマサ、僭越ながら斯く思う。

(オワリ)


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