天皇陛下の退位のお気持ちは、皇室典範改正云々より皇室会議メンバーが耳を傾けるべきか?



オシマサの広場へ、ようこそ!

今回はこちらの話題から。
7月13日の夕以降、頻繁に報道が繰り返す!
天皇陛下の「いわゆる生前退位」に関すること。

文字どおり、天皇陛下が生前時の退位をお考えに
なっておられる!との趣旨か。

ところで、陛下の現在のご年齢は82歳。
今までに何度も体調を崩されたとある。

中でも大きいものではガン、また心臓疾患もある
ご様子。

きっと陛下はとても責任感の強すぎる方と思う。

ご多忙を極める公務執行に不具合を生じてはなら
ぬとの発露から。
多くの無理を重ねられたのであろう。

ただ、不思議なことは報道に表れた後、宮内庁が
この報道内容の打ち消しに動いたことだ。

これが返ってコトの信憑性を高めた気もする。

話の節
1 天皇陛下の退位の環境
2 皇室典範の改正か

天皇陛下の退位の環境

はじめに天皇陛下が退位をなさる場合の環境だが
それは皇室典範に定められているとある。

退位

これは基本的に現在の御代の『今上陛下』として
崩御された時に起こり得るものと表されている。

今上陛下 : 現在の天皇陛下

したがって、皇室全般の皇位継承等を定めたもの。
皇室典範の修正方向に動くべき!
との声が大きいようだ。

したがって。
それをせずして、天皇陛下の宸襟を悩ます問題の
解決には至らないとある。

そこで、皇室典範に目を通してみる。

その構成から見ると極めてシンプルだ。


第1章

皇位継承



第2章

皇族



第3章

摂政



第4章

成年、敬稱、卽位の礼、大喪の礼
皇統譜及び陵墓



第5章

皇室会議



ここで話を戻す。
退位に関係する部分に触れると皇室典範の第1章。
ここでは次のように定められている。



第4条

天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに卽位する



この第4条では天皇が崩じたとき。
要するに、崩御、お亡くなりになった際に皇統の
しかるべき後継ぎが天皇陛下として、即位する!
としか表されていないのだ。

つまり、以外のケースは別に定める処置を講じて
おかねば。
現時点では天皇陛下御自身の思いで退位を行う!
それはできない状況なのだ。

また、本来不測の事態等が生じた場合の対処要領。
これを定めたものがないわけではないのだ。

それは、皇室典範第3章にある。



第16条

天皇が成年に達しないときは、摂政を置く



摂政を置くことができるのだ。
したがって、部分的に代役を準備。
天皇陛下のご公務を肩代わりできる対応は取れる
ようだ。

第16条にはさらに続きがある。
念を押すような形で次の条文が続いている。

天皇が精神若しくは身体の重患又は重大な事故に
より国事に関する行爲をみずからすることができ
ないときは皇室会議の議により摂政を置く

要は今上陛下の身の上によからぬことが起きれば
それは摂政に行わせる。

このように明確に定められているのだ。

柔らかく言葉にすれば、体の調子、具合が悪い時。
その時は誰かを摂政にして手伝ってもらうことが
できるよ!
ということであろう。

このように皇室典範を見ると。
皇室典範が天皇陛下に対し「黙って、俺に従え」
と言っているように見えてくる。

早い話が融通の利くしろものではない。
ということか。

皇室典範の改正か

ところで、「いわゆる生前退位」の概念がなぜ?
皇室典範に盛り込まれなかったのか。
そのあたりが不思議なので考えてみた。

もちろん、これは憶測の域を出ない。
詳しいことは宮内庁に問い合わせするか。
(回答があるかどうかは不明だが。)

皇室関係に詳しい方々にあたるか、その書籍類を
読み解いていくしかないと思う。

だが、俺が考えるならば。
このように捉えている。

基本『権力』は天皇陛下、皇族の方々はお持ちで
はない。

しかし『権威』は天皇陛下が神社神道祭祀の頂点
に立つお方ゆえ、元号も含め自然に備わっている
ものがあるだろう。

また、この部分は現行の皇室典範ができる際。
斟酌されたかもしれない。

つまり、「いわゆる生前退位」で新たな今上陛下
(現在の天皇陛下)とその前の天皇陛下が存立し
権威の 2分化が生じるのではないか。
という危惧。

社会に無用な混乱を引き起こすことにならないか!
との危惧だ。

こうしたものがあり「いわゆる生前退位」は定め
てなかったと思うのだ。

と、俺の講釈を述べたが。

ともかく、報道から話が伝わりあまり間をあけず。
宮内庁が打ち消す行為に出たということ。
それはよほど宮内庁内でも逡巡ためらいの大きい
内容でることは想像に難くない。

また、権威の対象の位置づけを変えずにその在位
のあり方に関してのみ検討が進むこと。

皇室典範の改正、あるいはささやかれる別の立法
とあるようだが、いずれにしても皇室会議メンバ
ーをはじめ広く意見を収攬、その後。
何らかの形で天皇陛下の宸襟を悩ます問題が少し
でも減少することを期待したい。

俺、オシマサかく思う。

(オワリ)


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