三菱東京UFJ銀行は国債市場特別参加者の資格を返上か「もう買わないよ」宣言?



オシマサの広場へ、ようこそ!

『三菱東京 UFJ銀行の国債市場特別参加者資格の
返上の動き』に関して思う。

これはマイナス金利が続くなら日本政府(財務省)
が何と言おうと。
これ以上は「国債買わない!」の意思を示したも
のに映るのだが。

どうだろう?

話の節

1 なぜ?返上の考えを!
2 国債市場特別参加者

なぜ?返上の考えを!

なぜ?
『三菱東京 UFJ銀行の国債市場特別参加者資格の
返上の動き』を考えると、損をするから!

端的に言葉にすればそういうことだろう。

日銀のマイナス金利政策が始まった2016年 2月
16日以後。
たとえば「10年もの利付国債」であれば。
その平均落札の利回りはマイナスになっている。

そもそも、国債は『国庫債券』と呼ばれるもの。
『国』(日本国)が発行する債券を指し、債券と
呼ぶだけあり借金だ。

これは、大きく二つに分かれている。

 利付国債
 割引国債

前者が「何年もの」と表現され利回りが気になる
もの。

後者は額面金額より安く発行。
利子の支払いはなく 1年以下で額面金額で償還と
なる。



ともかく、『国』として急ぎ用立て等の物入りの
際を含め、国債を発行することで銀行等の買い手
からお金を借りることを意味している。

そこで日銀マイナス金利政策の今を基準に国債を
発行する『国』と購入する買い手の銀行の関係を
見れば。

『国』は借りた金額よりも安い金額の償還でOK!

となるわけだ。

たとえば「10年もの利付国債」で元本を100円。
10年間大事に持ち続けると、10年間の利息10円を
合わせた110円の償還金が手に入るとしよう。
(そんな高金利な国債が実際にあるかどうかは別)

この場合、一般的に銀行は110円より安い金額。
これで入札することになる。
そうしないと損をするからだ。

ところが、マイナス金利になると。
110円プラスアルファの金額で応札し落札へ。
となるだろう。

仮にプラスアルファを 2円、112円で落札の場合。

償還時期に、『国』は 2円の儲け。
しかし、銀行は 2円の損となるわけだ。
銀行は納得がいかないだろう。

だが、そうは言ってもだ。
一般的に金融機関と呼ばれる銀行等はこの状況下
でも購入を続けている。

あるいは「続けてもよいかな?」と考える余地はあ
る。

それは日本銀行そのものが『量的質的金融緩和策』
の一環とし国債を買い入れているからだ。

すると、基本的に日本銀行が国債を買い込む際。
市場価格と連動とあるので、銀行等がアトから損を
しない価格で日本銀行に売り払える!

このようにうまく不満を吸収する部分もあるのだ。

ゆえに。
今回の三菱東京 UFJ銀行の動きは不思議なのだ。

従来どおりで考えれば、この動きの必要はない!
と思う。

とはいえ、もしかすると。
根拠もない先読みの言葉だが三菱東京 UFJ銀行は
何か従来の国債の買い取り、転売に関する変化を
感じ取ったのかもしれない。

だから、このまま国債を購入し続けると損だ!
と強く結論付けたのか?

先走りついでに考えると真っ先に頭に浮かぶのが
この二つだ。


1

日本銀行への転売枠が小さくなったか?



2

日本銀行の長期国債大量買い増しにかげりが出て
きたか?

これは当初、年80兆円程度まで買い増す話もあっ
たと思う。
しかし、買い増しすぎて制限を設けてきたのかも
しれない。

ただし、これらの根拠はなく権威筋の話ではない。
あくまでも想起すればの話。



はっきり言えることは銀行は得にならないこと。
それはしない集団だ。
良い悪いの問題ではなく銀行自体、銀行員のため
顧客の預金保護のためにも損をせずと考えるのが
普通だろう。

そのため、三菱東京 UFJ銀行は報道・メディアで
表れる動きを示したのかもしれない。


しかし、それはそれとして『国債市場特別参加者
の資格返上の動き』が現実のものとなれば。
その姿はネガティブにも映るだろう。

たとえば、こうか。


1

日本経済への反乱第 1号



2

国債は「もう買わないよ」宣言

だが仮にそうだとしても、国債購入は日本銀行が
はるかに多く、すぐ大きな影響は出ないと思う。

国債市場特別参加者

ところで、今、これに関して言葉を並べている
わけだが。

プライマリーディーラー

『国債市場特別参加者制度』・・だ。

2004年財務省主導で国債の安定消化促進のため。
国債市場の流動性維持・向上を狙って導入され
たもの。

これは早い話、年度の国家予算を満たす執行経
費が税収だけでは足りない場合。
国債を売りまくって金を集めなければならない。

と考える財務省の発案か。

とにかく、これの特徴の大きな点はこれ。


国債市場特別参加者の応札責任

すべての国債の入札で相応な価格で発行予定額の
4%以上の相応の額を応札



他にもこういうものがある。

発行予定額の一定割合以上の額の落札を行う。



こういうものがあることを考えれば。
銀行にとって得になる購入金額でない場合。

たとえばマイナス金利となれば。

 国債購入 = 損

ほぼ常続的に逡巡ためらうことになろう。
これを見ても三菱東京UFJ銀行の動きは何となく
にしても察するものがあろうか。

一方、財務省のホームページを見ると特典と映る
ものもある。
中でもポイントが高そうなものはこれだ。


国債市場特別参加者会合への参加

財務省が開催する特別参加者との会合(国債市場
特別参加者会合)に参加し財務省と意見交換等が
できる。

どの程度まで有利なのかわからないが、ザザッと
言葉にするとこのようだ。



ということで、何はともあれ三菱東京UFJ銀行の
今後の動きは興味深いのだ。

ただ、仮に『国債市場特別参加者制度の資格返上
の動き』が具体化するとしても。
国債を購入しない話は出ていない。

したがって、積極的に関与はしない!
その方向性を持つものか。

俺、オシマサ、僭越ながら斯く思う。

(再見)


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