2016参議院選挙の公示日 6月22日を控え、憲法改正勢力への改選議員必要数はどの程度?



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今回は参議院選挙に関して。

今や東京都知事の舛添要一氏の去就に隠れた感じ
がする2016年の参議院選挙。
第24回参議院議員通常選挙のこと。

だが、隠れたように見えても、選挙は決して軽い
ものではない。

少なくとも、改憲政党である自民党とそれに同調
する政党・議員には同調者の非改選議員をベース
に 2/3 以上と膨らめば。
憲法改正へと進むこともできるからだ。

話の節

1 改憲勢力は2/3以上が必要
2 いわゆる改憲志向政党の熱意
3 憲法改正勢力の改選議員必要数

改憲勢力は2/3以上が必要

まず、憲法改正とは当然かもしれないが、現在の
成文憲法の条文を修正・追加・削除を行うことだ。

しかし、この行為を行うためには高いハードルが
ある。

それがこれだ。


日本国憲法第96条

この憲法の改正は各議院の総議員の 2/3 以上の
賛成で、国会がこれを発議し国民に提案してその
承認を経なければならない。
この承認には特別の国民投票、又は国会の定める
選挙の際行はれる投票においてその過半数の賛成
を必要とする。

さらにはこう続く。

憲法改正について前項の承認を経たときは天皇は
国民の名でこの憲法と一体を成すものとして直ち
にこれを公布する。

要は改正手続きにこの 3点を経なければならない。

1 国会における発議
2 国民による承認行為
3 天皇陛下による公布

一応ベーシックなものはこういうものと記憶して
いる。

加えて、参議院の定数はこのとおり。

242

したがって、その2/3以上はこうなる

162 以上

これが、参議院で憲法改正を考え始めるスタート
ラインになるのだ。

いわゆる改憲志向政党の熱意

ところで、今回の参議院選挙(第24回参議院議員
通常選挙)に目を向けると。
その改選数は定数の半分が対象となる

121

そして、今回の選挙で憲法改正志向の与党系列と
言っていいグループが次の4党だ。

自民党
公明党
おおさか維新の会
日本のこころを大切にする党

ただ、これらの政党 4党が同じ目線かと言えば。
それは違うようだ。

以後の表記はこのとおり。
● おおさか維新の会 : おおさか
● 日本のこころを大切にする党 :
日本のこころ



各党の憲法改正への姿勢・意欲

自民党 自主憲法制定(自衛軍備)
公明党 加憲という付け足し
おおさか 自民党他で憲法改正案あり
日本のこころ 自主憲法の必要性を説く

やはり、自民党は改憲政党と自任するだけあって
自主憲法制定を目指し、やる気のある国会議員が
多いようだ。

その次が、おおさかであろう。
おおさかは憲法改正原案を2016年 3月26日の
党大会で定めている。

中身は行政機構の仕組みでは自民党と大きく違う
ようであるが面白い発想を持っていると思う。


おおさかの憲法改正観

1 幼児期から高等教育無償
2 自治体は基礎自治体・道州
3 憲法裁判所の設置

特に、憲法裁判所の設置は柔軟に社会変化へ対応
した法体系を整備したいのだろう。

このあたりが護憲を主張し生活の糧としての国会
議員職にしがみついているように見える野党 4党
(民進党、社民党、共産党、生活太郎)とは違う
ようだ。

職にしがみつく!
俺の眼にはそのように映るのだ。

続けよう。

日本のこころは次世代の党から発展的解消を経て
今に至ったと考えるが、今はまだ自主憲法を模索
している段階のようだ。

おおさかのように具体的なものを指し示す段階。
それには至ってはいないかもしれない。

ただ、参議院選挙を意識したものが報道・メディ
アから表れている。


日本のこころの憲法改正観

自主憲法の制定を目指す
自衛のための戦力保持
改憲の発議要件の緩和

ただ、意欲は感じる。

最後に公明党だ。
公明党はあまり、この点ではパッとしない?

というか、それほど前向きには見えない。
自民党と与党連合を組んでいる以上、あからさま
に反対もできないので「まあ、しゃあないか!」
ということであろう。

加憲という言葉でお茶を濁しているように見える。

憲法改正勢力の改選議員必要数

さて、ようやく前説が終わった。
次に移る。
参議院選挙(第24回参議院議員通常選挙)だ。

どれだけの改選議員を憲法改正勢力の非改選議員
に加えたら、国会での発議要件に達するか。
考えてみる。

ここでは最初、先ほどの憲法改正に濃淡差はあり
ながらも、比較的前向きな 4党をベースに考えて
みる。

まずは 4党がガッチリ手を握り憲法改正に臨むと
考える場合はこうだ。


4党の非改選議員数

自民党 65
公明党 11
おおさか 5
日本のこころ 3

つまり、162-84

= 78 以上が必要となる。

だが、ここでこの場合も考えてみる。

先ほど「各党の憲法改正への姿勢・意欲」で触れ
たが、公明党には申し訳ないがいささか及び腰と
いうか。
腰が引けているように見えるとした。

したがって、いざ発議となると抜け落ちる可能性
もあるだろう?

すると、次の数字が必要になるのではないか。


公明党を除く3党の非改選議員数

自民党 65
おおさか 5
日本のこころ 3

つまり、162-73

= 89 以上が

今回の改選議員数として必要となる。

ともかく、それぐらいの意気込みがないと。
憲法改正はできない!
生半可なものではないことが合わせてわかる。

また、今回の選挙で争点として憲法改正。
これは強く聞こえてこない。

しかし、民進党のポスタースローガンにこうある。

まず、3分の2はとらせないこと。

ここでもしかすると、憲法改正発議阻止が一つの
テーマで膨らむかもしれない。

ただ、日本を取り巻く環境で中国の無分別な拡大
政策と同国海軍の動きを考える場合。
いつまでも憲法をこのままの状態でよいのか。
という疑問は残る。

俺、オシマサ、僭越ながら斯く思う。

(再見)


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