20代も奨学金の返済で苦しむ! 俺 再就職で苦しむ! 「面接手続き」なし・・でも借金もなし!(25日目)
オシマサの再就職活動日記 25日
俺も大変だけど、最近、聞いた世の中にはもっと大変な人もいるって話から。
話の節
1 奨学金もらって大変になる?
2 大学って行かないとダメなのか?
3 まだ仕事ないけど借金もない!俺!
奨学金もらって大変になる?
今回はまったく、俺の最就職の話と関係のないことを語ろう。
まず毎日、俺は様々な人と出会うのだが、たまに息子さん、あるいは娘さんの大学入試に関して話しかけられることがある。
そこで、話の中身は大概、これだ。
奨学金を借りようか、よそうか?・・迷っているとのこと。
俺には、今そういう時期に該当する子供がいないので涼しい顔をして聞いている。
(本当は俺自身のことで真っ赤に燃え盛っているので涼しい顔などできない。フリをしているだけ。)
それにしても内容は結構深刻だ。
特に、私立大学の高い学費のために奨学金を借りると卒業時には数100万円の借金ができるそうだ。
(年間100万円ぐらいは借りられると、何人かは語っていた。)
また、学生によっては大学生活の裏表をやって、計8年も有意義(?)に過ごす者もいるらしい。
そうなったら超ドツボの世界になるとも聞いた。
普通に留年して、学生本人も大変だろうが、同時に親も・・大変だ!
たとえば、ありえないと思いつつも、奨学金借りて先ほどのとんでもない8年越しの大学生活を過ごしたら。
とりあえず卒業しても、最大1000万円ぐらいの借金を背負うことになるかもしれない。
ザクッと見ての話。
それでは祝卒業と言われても嬉しくないだろう?
俺は単純だからそう思う。
第一、若い時の安い給料で返済できるのか?
金集めのやり手ならともかく、常人は相当、自分自身の生活を管理しないと無理だろう。
ということで、出会った人からこんな類の話を聞いたわけ。
そして、話には続きがある。
ここまで対象とした学生さんは、まだ卒業できる人。
実は、暗部と呼べるものがあるらしい。
当然かもしれないが、大学の勉強についていけず中退する者も奨学金を返さないといけないそうだ。
まあ、普通に『借りたら返す』は世の常、奨学金も学生ローンの一種と考えれば、不思議ではない。
だが、実際、どうする?
こういうドロップアウト組はどうやって再起するのだろう?
再起しないと返せないけど、その前に奨学金の借金を片付けないと体が重くて動けない。
サラ金に借りる?
バカなことを・・となるのだろう。
真面目に考えよう!
こういう面からギョーセイシドー(行政指導)で国は大学を見ないといけないのではないか?
なんか、テレビのテキトーなコメンテーターか、似非(えせ)社会派ジャーナリストか?
そんな類と同じことを言ってどうする?という感じもあるが、国はマジで対応した方がよいと思う。
さらに続けて単純に思うことを語ろう。
まず、大学の授業料?学納金?そういった名称の付くお金の価格は高すぎではないのか?
なんで、卒業時に奨学金の借金が数100万円に膨れ上がらなければならないかという話だ。
20年、30年前だったら多くても100万円ぐらいだ。
何か、おかしい。
それと、もう一つ、そもそも何で大学へ行くのか?
入学した学生自身も脚下照顧した方がよいのではないか。
今や、数100万円も借金して、大学に行かなければならない時代でもないと思う。
20代は借金の心配をせずに自由に過ごせることの方が大事と思うのだが、どうなのだろう。
今一度、大学入学、再考してもよいのではないか。
それから、中退する学生も奨学金の返済負担を背負う話があるらしい。
理由はいろいろ、多いものでは勉強についていけない!と聞いた。
これに関して、不心得で勉学に励まない結果、カリキュラムに追随できない場合もあるだろう。
しかし、そういう者ばかりでもあるまい。
俺の推論、いや憶測と言うべきものだが、大学はカリキュラム履修に必要な素養を求めているのだろうか。
もしかすると、それがない者も入学させているのではないか?
どうなのだろう。(俺は補欠合格の経験者。頭悪かった!)
特に、私立大学はその傾向はないのか?
なぜなら少子化が叫ばれている現在、10代後半の人口が大幅に減少する傾向と聞くからだ。
こうなると私立大学は危機感を感じるだろう。
職員を雇用する(食わす)、特に高額な教員を養うために「何とかせねばなるまい」と考えるだろう。
当然、オーナーの収益確保のためにも。
という感じで、頭の中では様々なことが思いつき消えて行くが、何か胡散臭いものは残る。
大学って行かないとダメなのか?
ところで、今の大学は行かないとダメなのか?
かつては大学名で、入社試験も通った話も聞いたが、今もそうなのか。
むしろ、専門学校で手に技をつける方が、会社から望まれる人材ではなかろうか。
どうなのだろう。
たとえば、スマホのアプリソフトの開発、パソコンのソフト関連の道を選ぶ者もいると聞いた。
先日ハローワークで出会った人はそのように身内を語っていた。
今やソコソコの大学に行ったところで、誰も驚きもしないし、会社だって少々知識があっても、わがままで自己主張の強いヤツとか、人間的におかしいヤツはいらない。
というのが、実態というか本音と思う。
だから、もし、4年制大学や6年制大学に通って、結果、苦しんでいるヤツを見たら。
これからの受験生には国立に行かせるか、相応の私立大学に行かせないとダメであろう。
低レベルの大学、つまり社会的にリスペクトされない大学であれば、行かせない方がよい。
くだらない借金を背負わせるだけ気の毒だ。
少々、強い口調で申し訳ないが、若い人たちが身から出た錆とは言え、高額の学生ローンを背負わされて辛い思いをしている話を聞くと。
何もできないだけに、よりかわいそうに見えてくる。
喜ぶのは理事長とかその一族だけであろう。
それとお追従の教員ぐらいではないのか。
かつては、貧乏人の小倅(こせがれ)が、苦労して国立大学に入れば、社会の要職を占めることもできたと聞いたが、今はそうでもあるまい。
国立大学ですら、結構な金額を取ると聞く。
いつからか、私学との経済的格差是正とか称し、授業料を上げたことを思い出す。
あれは昭和50年ぐらいか・・。
それまでは家が貧しくとも、勉強が好きで相応に学力を持っていれば、ほとんどタダ同然で入学できた時代があったのだが、国が貧しいものをその頃から締め出したのだ。
(単純計算だが、ひと月あたり1500円ほどの時代もあった。)
愚かなことだと思う。
ともあれ、中途半端にとりあえず大学に行く考えは、今の時代には合わないと思う。
そして、時間と金の浪費にもなりかねない。
つい、奨学金の返済で苦しむ若者の存在を聞き、とりとめもなく考えてしまった。
まだ仕事ないけど借金もない!俺!
俺は、アベノミクスに期待していたけど
最近俺にはあまり効果はなかったようだ!なんて思っている。
しかし、こういう話を聞くと「キズをなめあう」ではないが、ちょっと俺は借金がないだけに「マシか!」という境地だ。
そして、政治家は真剣に奨学金も含めて教育制度を考え直した方がよいと思う。
多額の奨学金の返済を背負った若者を増やすことは、国の未来のためにもよくない!
また、俺はチャラにしろ!とは思っていない。
それは人間をひ弱にするし、手続きを踏んだ結果である以上、その手法は公正と考えるからだ。
ただ、一定の猶予、あるいは緩和という部分はあってもよいと思う。
そして、国立大学の授業料をかつてのように月あたり数千円単位まで安くすれば、よいのではないか。
これは単に俺の思いだから、必ずしも時流にそっていることかどうかわからんが、とにかく、若者を借金漬けにするようなことはイカンだろう。
(つづく)
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