オシマサの再就職活動日記 19日
声がけと3つの「き」だ!
今回は面接時に受けた質問を契機に、話の膨らみをます実戦的なものに迫ってみる。
ただし、これは俺流だ!
それはご覧になる方、ご承知いただきたい。
ということで、進める。
ここに挙げたものは、誰かが俺を叱った時に身につけた優れものだ。
話の節
1 声がけ
2 3つの「き」
声がけ
これは簡単なことだが、実践は難しい。
例えば、朝の挨拶「おはようございます」。
言うのは簡単だが、すれ違う二人のどちらが先に言葉として発するのか。
妙にウザク難しい時がある。
だいたい、この場合、どちらも先に発すると損をするような感じを持つ!とある。
もちろん、皆さん、面と向かって損をするとかは言わない。
奥ゆかしいのか、深謀遠慮渦巻く何かがあるのか、それはわからない。
ともかく、先に「おはようございます」と言うことにためらう人は多いようだ。
もちろん、いや「僕は違う!」「俺は違う!」「わたしは違う!」という人もいるかもしれない。
しかし、それは少数派であろう。
ということで、俺が心がけていることは。
声がけ である。
もう少し具体性を持たせればこういうこと。
この方向性で声をかけること。
つまり、この行為はこちらにつながるのだ。
相手を認めることにつながる!
と、俺は今より若い頃に教えられたのだ。
結局、アト知恵だが、なかなかよい話と今も思っている。
3つの「き」
これも教えられたというか20代の頃に叱責を頂戴した時に身についたものだ。
色と光の3原色ならぬ、職場の3原色か!
《職場の3原色》
「気」 |
---|
気分 気持ち 雰囲気 |
「機」 |
---|
機会 タイミング |
「器」 |
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明るさ 温かさ |
気配り 思いやり |
俺の経験上、最初の「気」はとても重要だ。
小さいレベルではこんな感じ。
かつての職場では、朝礼の時から説教をしでかし、社員の気分をボコボコにするアホ上司がいた。
理屈は正しくとも生産性は極めて落ちる。
説教の中身とタイミングを推し量る必要はあるだろう。
販売管理で考えれば、スーパーマーケットの入り口付近の野菜とか果物の『色合いの工夫』であろう。
蛇足ながらも、この場合、背面に鏡を用意すると雰囲気も変わる。
すると顧客は入りやすくなることもある。
まあ、こんな感じのことだ。
次の「機」は重なるものもあるが、基本的に空気を読めということ。
販売管理ではアンカーリングの時期設定か。
特定の感情あるいは反応を呼ぶような情報を与えて好機到来と思わせる。
たとえば、売値をある時期になると半値にして、顧客に安くなったと思わせる。
スーパーの惣菜の値札が変わる時期が、そうであろう。
3つ目は「器」だ。
こちらも重なる部分があると思うが、まずはこれがある。
コンビニで雑誌を立ち読みする「客モドキ」を迷惑と思うかどうかの話だ。
立ち読みを許せば、人が入りやすいコンビニと周辺は錯覚する。
つまり、これを人寄せパンダに利用できるか!
その器量にたとえることができる。
ともかくも・・だ。
これは俺がずいぶん前に鍛えられた時のもの。
『なぞの叱責百か条語録』の一部だが、面接の話を膨らますためにはよい材料であろう。
能天気な俺だが、たまにこういうよき材料の話もできるのだ。
(つづく)