今回はハッサクが担当します。


そして、これを再度取り上げてみます。

『在職老齢年金制度』 のこと。


最近、報道でもグッと力が加わった感じで

「表に出てきたな」

と感じさせてくれますからね。


※ 日経(6日)産経(3日)毎日(9月28日)ほか

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50657340V01C19A0MM8000/

https://www.sankei.com/economy/news/191003/ecn1910030012-n1.html


で、タイトルはこちら

『在職老齢年金制度』月収62万円までなら、年金受給OKに変われるか?

としました。


続いて

考える方向性はこうでしょう。


本当に政府は当該高齢者の収入を

つまり、原則、月収(たとえば、年金+給与)が

現行法の65歳以上47万円の数値を超えたら


ダメとしたものを直せるのか

望む姿の年金の受給を可とできるのか?

・・です。


目 次
1 『在職老齢年金制度』とは?
2 政府の動き
3 実行の形態は廃止か縮小か?

『在職老齢年金制度』とは?

はじめに、こちらに触れておきましょう。

『在職老齢年金制度』のこと。


粗々の表現ですが

一般に批判的な表現の方が先行している

と思われるもの・・ですね。


たとえば、このように語る方も多いでしょう。

「有無をも言わせず厚生年金保険で徴収しながら

60歳以上になって働くなら、年金カットかよ」

・・とか


「働いている60歳以上の収入が一定を超えたら

年金の一部をカットするなんて、勝手すぎるぞ」

・・だの

と言われるものです。


ただ

これだと怒りが先に走ってわかりにくいので

少しかみ砕いて表してみます。


すると、こうなるでしょう。

60歳以降、厚生年金に加入しながら働いた場合

老齢厚生年金額と給与額に応じて

老齢厚生年金額が調整(減額)されるもの。


そして

場合によっては全額支給停止となることもある

制度ですね。


基本的に次に上げた合計収入金額を超えた場合

年金がカットされることになります。

〇 60-64歳:年金と給与の合計収入が28万円

〇 65歳以上:年金と給与の合計収入が47万円

政府の動き

そこで

ポイントとさせていただいたところに

触れてみます。


はじめに結論ありきになりますが

政府は人材不足、労働力不足を考慮し

そのため高齢者活用の道を選択したい。


ただ

掛け声だけでは仕方がないので

実際に重しになっているかもしれない!

高齢者のやる気を削いでいるかもしれない!

(ほぼ間違いなくそうでしょうけど。)


『在職老齢年金制度』

これを廃止、縮小へ、動きはじめたということ。


基本、高齢者の就業意欲を増進させるための

方針は去る6月11日に登場した

『経済財政の基本方針(骨太の方針)』にあり


多くの方々が承知するところではありますが

大事な点はその本気度、政府のやる気の度合い。


ですが、途中で立ち止まることなく

曖昧模糊としていた時期も駆け抜け

前に進みそうです。


それを具体的に表しそうなものが

10月9日に開かれる社会保障審議会かと。

※ 厚生労働相の諮問機関


そこで何が示されるか、その部分が大事で

今のところ、大きく次の点に触れる模様。

● 年金減額の対象縮小

● 年金減額の廃止対象


より具体的には

次に上げた合計収入金額を超えた場合の

年金(厚生年金)カット状況を

〇 60-64歳:年金と給与の合計収入が28万円
〇 65歳以上:年金と給与の合計収入が47万円

いずれも月収62万円に引き上げ

60-64歳:28万円 → 62万円
65歳以上:47万円 → 62万円

とする方向で議論を進めるとあるのです。


となれば

就労意欲をそもそも持っている高齢者は

さらに

意欲を持ち就業するのではないでしょうか。


そして

このような社会になれば

高齢者の方で年金を全額受け取るため


あえて

短時間勤務などで収入を低く押さえることはせず

政府の期待する就労者の確保へもつながる

と思うのです。




実行の形態は廃止か縮小か?

ただ

いくらかの問題点も生じる様子。


たとえば

高齢者の就労意欲を向上させることはできても

受給者の年金受取額は増額へ向かうわけで


そのため、年金制度を支える原資が

先細りするおそれもあり、基本廃止とはならず

対象者絞り込みへ向かう流れもある様子。


それゆえ

今後、まだまだ紆余曲折はあるのでしょう。


どうしても、お金の話、損得も含みますからね。

老若男女問わず、自らに有利になるように

各方面から様々な主張が飛び交うことは必定かと。


いずれにしても、年金受給を意識している人は

注視の案件でしょう。


また、追いかけます。

ハッサク、僭越ながら斯く思うのです。

(再見)

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