個人番号カードの受け取り
今回は俺の知り合いがマイナンバー「よく知っているぞ!」と言わんばかりにだ。
話をしてくるので、まとめてみた。
もとは「『個人番号カード』を受け取った?」からはじまる。
そのお尋ねからだ。
そのため、一筆啓上の次第。
と言っても、俺が市役所で経験したこと、実にたわいもない話。
話の節
1 携行品
2 受付時の手続き
3 本人確認
4 何ができるのか
5 べからずこと
携行品
受け取り時に持って行くもの。
印鑑と運転免許証
通知カード
個人番号カード交付・電子証明書発行通知書兼照会書
受付時の手続き
通知カードの提出 |
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暗証番号の書き込み |
運転免許証の提示 |
これだけのこと。
すぐ終わる。
ところで、運転免許証は本人確認書類の一つ。
だが、パスポートでも、写真が付いた住民基本台帳カードでも問題はない。
とはいえ、写真がないものは原則ダメだ。
この場合、本人確認の証明とするには二種類必要となる。
たとえば、「保険証」と「預金通帳」だ。
次に肝要な点は個人番号カードに暗証番号、これが必要となることだ。
そのため、暗証番号を書き込む用紙が渡され、それにあらかじめ準備した番号を書きこむ。
もちろん、その場で考えてもよい。
担当者の示すとおりに行えばすぐ終わる!
なお、暗証番号書き込みに関する項目は四つ。
これを忘れてはならない。
英数字 |
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6文字以上 |
16文字以下 |
数字4桁 |
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数字4桁 |
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数字4桁 |
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既に、昨年の申請時にインターネット利用による電子証明書の活用を希望している人は当然関わることになる。
当然、インターネットを扱わない場合、それは関係ないことになる。
また、次の二つも暗証番号がいるのだ。
・ 券面事項入力補助用暗証番号
したがって、暗証番号は全部で四ついるのだ。
だが、幸いなことというか、2、3、4番目の暗証番号は同じ数字で大丈夫なのだ。
したがって、難しく考える必要はない。
俺の経験上、一つ目と二つ目の暗証番号を作成すれば完了!
本人確認
ここからは面倒と言えば面倒だが、言われたとおり行えばゴールには到達する。
まずは顔写真(申請時提出済)と本人の顔の二つを重ねて確認するのだ。
問題なければ本人確認終了となる。
照合率、認証率、その表現はともかく、提出時の写真の顔と受領時の顔を比較する。
そして、一致の度合いを『%表示』で出て来る。
担当者の言葉を借りればだ。
これで「なりすまし」を防止することになるそうだ。
確かに今の日本人の一部、外国人が成り代わっているとの話も聞くことがある。
『拉致問題もある』のだ。
隣の家族は殺されて北朝鮮の人が成り代わっていることがあるかもしれない。
「そんなことはない」「絶対ないとは言いきれない」のだ。
ともあれ、具体的には顔をキャプチャー。
その画像と既に提出済の写真をパソコン内で比較、一致度合いが基準を越えれば問題なしとある。
仕上げはこうだ。
「個人番号カード」とその利用案内の二つを頂戴し、若干の説明を受ければ終了となる。
ここまで20分から30分ぐらいであろう
何ができるのか
2016年はさほど気にする必要はないというか、行政が追いついていない様子。
したがって、個人番号カードの出番はあまりないようだ。
効果発揮は2017年の「税」と「社会保障関連」が該当しそうだ。
まだ、間はあるのだろう。
そして、紛失、亡失せぬように気を付けることは大事。
ところで、取り扱い部署はこのあたりと考えられる。
今までの制度普及資料にあるところと変わりはないようだ。
国の行政部門(税務署等)
地方公共団体(都道府県、市町村)
健康保険関連の部署
勤務先(会社等)
制度普及資料どおり。
「個人番号カード」は次の意義を持つのだ。
個人番号 |
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身元証明を行える書類 |
べからずこと
何でもそうだが、使用上の注意を間違えない!
これが大事であろう。
それが次だ。
所有者の同意が必要なのだ。
取り扱える者だけが複製できるのだ。
社会保障・税分野の身元証明(身分証明)のためであれば複製はできるのだ。
これを知る上で顔写真入り身分証明書となる!
運転免許証と同様とも言えよう。
俺、オシマサ、斯く思う。
(オワリ)