F35AのAX-6(6番機)が航空自衛隊三沢基地配備へ! 将来は長距離巡航ミサイルの搭載で日本の防衛力向上へ期待大かも!
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F35AのAX-6(6番機)
今回はこちら。
F35AのAX-6(6番機)が三沢へ飛んだ
・・で思うこと。
今日26日、名古屋FACOから日本で生産されたF35Aが離陸、航空自衛隊の三沢基地に着陸、配備されたとあります。
※ F35Aは『F-35ライトニングII』のこと。
組み立てと検査を行う工場・部署
三菱重工小牧南工場
これは23日に防衛省が発表し、多くの報道・メディアを通じて、伝わっていました。
かなり、注目されているようです。
そして、三沢に配備されたF35Aは、AX-6(6番機)にあたり日本でライセンス生産された2番機との触れ込みを持つのです。
すでに最初に生産されたAX-5(5番機)は、昨年11月に米国に飛行、米国で調達された4機と合流済み。
航空自衛隊のパイロット基幹要員の訓練に加わっているとあります。
ですから、今回のAX-6が航空自衛隊として日本の空で運用できるはじめての機体となるのでしょう。
ただし、技量向上、慣熟訓練用となっています。
さらに、機体ソフトウエアは「完成版」ではないともあり、不思議な感じもします。
そのためか、機関砲、短距離空対空赤外線ミサイルは現在では使用不可状態とか。
(時事など 26日)
意外と制約事項の多さが目立ちます。
【2018年1月26日現在の機体所在地】
複数の報道から。
ナンバー(生産国) | 調達年度(所在地) |
---|---|
AX-1(米国) | 2016年度(ルーク) |
AX-2(米国) | 2016年度(ルーク) |
AX-3(米国) | 2016年度(ルーク) |
AX-4(米国) | 2016年度(ルーク) |
AX-5(日本) | 2017年度(ルーク) |
AX-6(日本) | 2017年度(三沢) |
フェニックス近郊と聞けば「ああ」という人もいるようです。
そして、今まで流れた報道・メディア、ネット内容から航空自衛隊はF35Aを総数42機導入予定とあり、すでに米国調達分、今年度の2機で6機は取得しているので、残りは38機は国内生産で調達を図るのでしょう。
当面は2018年度生産分を含め、10機編成の1個飛行隊を三沢基地に置くとあります。
また、生産は冒頭で触れた名古屋FACOで行う計画、ここは将来的に整備・修理、オーバーホール、アレンジ改修などを行うとか。
将来、小牧は日本でのF35A整備の主要な基地にもなるのかもしれません。
ということで、今日の三沢基地配備にかかるあらましはこんな感じ。
ほかにまとめたものも一部並べてみます。
両方合わせて見るとわかりやすいかもしれません。
あらましですけど・・ね。
最初に『F-35ライトニングII』は、米国のロッキード・マーティン社が開発を進めた単発単座のステルス戦闘機のこと。
F-22ラプターと並ぶ第5世代ジェット戦闘機の位置づけになるのです。
そして『F-35』の根底にあるコンセプトはこれですね。
一つの機体フレームからファミリー化を行いそれぞれの用途に応じた機能を付加した戦闘機、戦闘攻撃機を作ること。
その上、対地用攻撃任務に耐えられる発展機体等を作るともあります。
要は個別の性能要求に応じ別々に機体設計を始めていては「コストがかかって困る!」ということでしょう。
とにかく、これを「統合打撃戦闘機構想」と呼ぶとあります。
そして、『F-35』の場合はこれによって次の三つ。
それぞれの型に派生しています。
通常離着陸型 |
---|
CTOL |
F-35A |
短距離離陸型 |
---|
(垂直着陸型) |
STOVL |
F-35B |
艦載型 |
---|
CV |
F-35C |
STOVL : Short TakeOff/Vertical Landing
CV : Carrier Vessel ・・か?
【小まとめ・・終わり】
こうして過去報道、ネットを見ると、おぼろげながらも概要が見えてきますし、同時に、日本の空の防衛能力も少しずつ密度が高くなることに気が付きます。
この勢いで、今後も必要なものに関し政府には目を向けて欲しいと望むばかり。
オシマサ、僭越ながら斯く思うのです。
(再見)
(2017年11月17日17:00からです。)
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